球速が上がらなくてガンガン打たれてしまう・・・
筋トレや走り込みをしているけど全く球速が上がらない・・・
投げ込みを頑張っているけど一向に球速が上がらない・・・
なんでだろう?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
ポイント
本記事の内容
球速が上がるカラダの使い方について
球速があがる体幹の使い方
回旋運動が上手くなるエクササイズの紹介
本記事の信頼性

国家資格理学療法士として病院に8年勤務。野球少年を主に担当し累計1000人程の野球選手を指導しています。
今回は球速が上がらない選手のためになぜ球速が上がらないのかを解説していきます。
今回のテーマは『回旋運動』です。
回旋運動をうまく使えないと全く球速が上がりません。
さらに、回旋運動が悪いと球速どころかコントロールも良くなりません。
球速が上がらない原因は今回の『回旋編』と『踏み出し足編』、『軸足編』と3つのパターンに分けて解説していきます。
軸足編と踏み出し足編も是非読んでみてくださいね。
では、球速をあげたい!球の速い選手を育てたい指導者の方は是非よみ進めてみてください。
目次
球速が上がるために必要なこと
球速を上げるために必要なことはまず投球動作も一連の流れを正しく知ることです。
例えば車を作り上げるのに工程をしらないと作れないのと同じように投球動作も正しい工程を知らないとどこを改善すればいいのかわかりません。
まずは、投球動作を分解して説明していきますね。
投球動作は並進運動と回旋運動に分かれている
投球動作は並進運動と回旋運動に分かれています。
こちらの画像はどのタイミングが並進運動なのか。どのタイミングが回旋運動なのかを示しています。

並進運動とは赤色で示しているように横の重心移動のことを言います。
回旋運動とは体幹の軸が回ることを示しています。
投球動作をさらに3つに分解する
投球動作をさらに3つに分解します。
投球動作のフェーズ画像
メモ
1.軸足
2.踏み出し足
3.回旋
というふうに3つに分けるとわかりやすいです。
参考
車で例えると、軸足がアクセルになり踏み出し足がブレーキに例えることができます。
急に加速したスピードにブレーキを踏むことでドリフトができますよね?
投球動作も一緒で軸足で重心を横に移動させ、踏み出し足でブレーキをかける。
急ブレーキをかけても止まれないので体幹が回旋するというイメージです。
回旋運動とは?
回旋運動には3つのポイントがあります。
ポイント
トップ
捻転
MER
の3つがあります。
この回旋運動の3つのポイントを分解してお伝えしていきますね。
トップとは
トップとは踏み出し足が着地した瞬間の肘の位置を言います。
この踏み出した足が着地した瞬間に肘が下がっている状態を『肘下がり』と言います。
この肘下がりについて書いた記事がありますのでこちらもチェックしてみてください。
捻転とは
捻転とは体幹の上胴と下胴が分かれて体幹が回旋することを言います。
上胴と下胴について少し触れていきます。
下記画像のように体幹は胸を堺に上と下に分かれます。

捻転とはトップの位置で右投げ投手の場合
上胴→右回旋
下胴→左回旋
している状態になります。
この画像はダルビッシュ有投手の画像になります。

ご覧の通り、下胴体が左回旋し、上胴体が右回旋している状態になります。
仮に、上下胴が一緒に回旋した場合、手投げになってしまい上手くボールに力が乗らず速い球が投げられませんし、コントロールも悪くなります。
MERとは
MERとは足が着地した瞬間の肩関節外旋位のことをいいます。
下記画像が肩関節外旋位のポジションになります。

MERはいわゆる胸のハリのことを指します。
これは残念ながら意識的に作れるものではありません。
背中の柔軟性があり、踏み出し足の使い方がうまくないとMERは出現しないのでしっかりと脊柱のエクササイズと踏み出し足の使い方をマスターするとキレイなMERが作れますので行ってみてください。
では、実際に以下にエクササイズを紹介していきますので是非よみ進めてみてください。
回旋運動をよくするエクササイズの紹介
では、回旋運動の動きをよくするエクササイズを2つ紹介しますのでトライしてみてくださいね!
回旋運動を改善させるエクササイズ①リブフレクション
リブフレクションの目的は胸郭と肩甲骨の動きをよくする目的になります。
肩甲骨の外転がなぜ必要になるかというと、肩甲骨が外転することによって肩・肘への負担が減ります。
メモ
肩甲骨外転とは
肩甲骨外転とは脊柱から肩甲骨が離れる動きになります。
肩甲骨が内転してしまうと肩の前面に負担がかかったり、肘下がりの原因になってしまいます。
さらに、肩甲骨が外転することによって肋骨が内旋します。
肋骨が内旋することにより腹斜筋という筋肉が活性し体幹が安定します。
体幹が安定することによりコントロールが良くなります。

メモ
肋骨の内旋とは
肋骨が内向きに閉じることをいいます。
肋骨が外旋すると腰が反ってしまい腰痛の原因になってしまいます。
エクササイズの方法
・膝立ちになり両肩をあげて肘の内側同士を引っ付けます
・両肘をみぞおちの方に向かって丸めていきます
・肩を開きながら膝立ちに戻ってくる
ポイント
ポイント
・背骨をしっかりと丸める
・しっかりとお腹に力が入っているか確認する
・丸まるときには息を吐きます
回数は10回行いましょう!
回旋運動を改善させるエクササイズ②トランクローテーション
トランクローテーションを行う目的は腕が振られる感覚を覚えることです。
腕を振るときにコントロールが悪い選手だと指先や肘・肩で調整する選手が多い印象です。
意識的に腕を振ると肩や肘にとても負担がかかってしまいます。
しかし、腕を振る際は体幹の回旋によって勝手に振られる状態にないといけません。
トランクローテーションはこの腕の振られる感覚を無意識で作るエクササイズになります。
エクササイズの方法
・立位で右投げだと左足を前にして立ちます
・両肩を右肘が平行になるように肘を上げます。
・肘の角度が90°になるように曲げます
・左手を右の肋骨に添えます
・体幹を右回旋させます
・左手で体幹を左回旋させるようにアシストしながら腕を振ります
ポイント
・左手のアシストする方向は左の骨盤に向かって左手をアシストします
・手で振らないように注意します。必ず体幹の回旋によって腕が振られることを意識してください
・フォロースルーでは左足に体重が乗るようにします。(もも裏とお尻に力が入っていることを確認しましょう)
・
回数は10回行いましょう!
まとめ
ここまでご覧下さりありがとうございます。。
今回は球速アップをさせる方法の回旋運動編でした。
軸足編と踏み出し足編もブログで書いているので2つとも読んでいただくとより投球動作について深く学べると思いますので読んでみてください。
また有料にはなりますがもっとエクササイズを知りたい!っていう方は有料noteを購入していただくとよいかと思います。